【4】最強の武器は『飯』 地域で逆張り起業の道

f:id:kato-kodai-225:20191024153255j:plain



 

こんにちは。特に準備もなく気仙沼に移住しちゃったもんだから

夏服しか持ってきてなくて気温10℃の中だいたい半袖の加藤です。(マジで東北の冬は寒い)

 

気仙沼で面白いことをして行こう!と思った手前全くの0からのスタートなので

頭の整理をしつつ発信したらエンタメになるんじゃね?と思いブログに書かせてもらいます。

なんかバタバタとやってんなーくらいで思って生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

 

さて

『うおー!気仙沼からひと旗上げてやるぞ!』

と意気込んで意気揚々と仕事を辞めてきたわけですが

全くもってビジネスプランも持ち合わせていなかったので6月からは、アンテナをビンビンにして

気仙沼の武器探し』をしてました。

 

これがいくつもいくつも出てくるのですが、なんだかんだやっぱし

『飯』なんですよね。これはまず揺るぎない。

とにかく飯がうまい。 

 

『飯』は飯でも海産物

カツオとかサンマとかフカヒレとかワカメとかメカジキとかメカブとかマグロとか

ホタテとか牡蠣とかホヤとかとかとか(書ききれない!)

 

それに対して気仙沼市民はといえば、

サンマが取れればみんなで喜ぶし、カツオが日本一の水揚げ量が決定したらどーんと新聞に掲載されるのが日常なんです。

 

とまぁ世界三大漁港の一角を担っている三陸沖ならではのアイデンティティーをビシビシ感じさせてくるし、産業も漁業を軸に成り立っているのです。

魚を届ける際に使う氷屋さんとか、箱屋さん(発泡スチロールのこと)とか。

 

とにかく気仙沼スピリットに海産物は必要不可欠なものだなと感じざるを得ない。笑

この海産物は気仙沼スピリットと相まって気仙沼の『最強の武器』だなと。

 

と、めちゃくちゃ強そうな武器を再発見したわけですがこんなのは誰にでもわかることですね。だからここからが面白いところで、考えないといけないところは

 

令和時代においてその武器(海産物)の価値をどうやってつけていくのか?

 

です。

 

つまり獲れたての脂の乗りまくったピチピチのサンマを誰にどのように届けるのか。

そこにどのような価値を発生させるのか。

つまりは、新鮮でうまい!だけでは勝てなくなってきている中で、新しい価値をつけていかなければ勝つことはできなさそうです。

 

たとえばサンマに関してこのようなことが事実としてあります。

豊漁時のサンマは餌も豊富にあるから脂も乗っているいて値段も安い。

不漁時のサンマは餌も不足していて痩せていて脂も乗っていない上に高い。

うまくて安い年もあれば比較的美味しくないけど高いという年もある。

 

こんな「え!?ありえないんだけど!」って言っちゃいたくなるほど一見理不尽なことかもしれませんが、

自然相手だからこそここにめちゃくちゃストーリーが出てくるんですね。

 

気仙沼の『今』を伝えて、今年のサンマは不漁だし脂が乗っていないけれど

なかなか獲れていないサンマを食べられている喜び、それはそれで美味しい食べ方があること。

でもやっぱり来年は脂ノリノリのサンマも食べたいねっていう コト 会話に『価値』が発生します。

 

だから必ずしもうまいサンマだけに『価値』があるということではなく、

人と人のコミュニケーションを生み出した脂の乗ってないサンマにも『価値』はある。

 

どうせ食べてもらうなら、1回きりじゃなくて毎年届くサブスクリクションにして毎年食べ比べしてもらった方がストーリーになるよねってことです。

 

さらには誰がとったのかがわかって仲良くなったり、自分も生産活動を体験した暁には

ストーリーは濃くなる一方ですね。 

 

これが次世代の気仙沼の最強の武器『飯』の使い方だと思っていて、

また考え方のベースは一緒だけど食材によってストーリーの持たせ方が違うのでワクワクしています。

 

じゃあその武器どこで使っていくの?誰に使っていくの?みたいなことも考えているので、また書かせてもらいますー

 

本日もよき1日となりますようにー

 

【3】移住報告、地域に逆張り!

お久しぶりです。広大です!

FBにも書きましたがここでも更新!

 

ご報告&自分自身の頭整理を兼ねて投稿させていただきました!
(なんか長くなりそうな予感。。)

冒頭にもある通り学生時代から入り浸っていた
宮城県気仙沼市に今月から本格的に移住しました。

学生の時から気仙沼にいつか移住したいなと思っていたのですが
まさかこんなに早いタイミングとは、、って自分でも驚き。

サイバーエージェントでの日々】

大学を辞めて、長期インターンから拾ってくださったサイバーエージェント、ウルトラゲームスの先輩方には感謝してもしきれません。

ただの勢いでしかない自分に真剣に向き合ってくれて、時に厳しく、時に厳しく、厳しく、優しくご指導してくださった日々。
20歳では経験できない仕事を任せていただいたり、自分の中で最高に刺激的で楽しかった日々でした。

物事に正面から向き合う。
自分の通った道を王道にする。
素直に愚直に、視座を高く持ち続ける。
本当に学んだことをあげればきりがないです。

立ち上げ前からチームにジョインさせていただいて、チームに成果が出たらみんなで喜んで、でも次こそは自分がその成果を出してやる!って思っていて、苦しい時は歯を食いしばって。
まさしく最高に青春でした。

申し訳ない気持ちが心の中にあってなかなか伝えられなくてすいません。

同期も本当に最高の仲間が多くて大好きな会社です。いつかの締め会でも話しましたが、デカイ男になります。

本当にありがとうございました。

【で、気仙沼で何すんの? ひとつめ】

一点突破をし続ける地域総合商社を創ります。

地域で稼ぐことで持続可能な挑戦をし続け、地域内経済循環を回す。
その上で新しい挑戦にもベットしていく人生にシンプルにワクワクしています。

信用経済、ファンベース、コミュニティ社会の時代が来ている今日この頃
都市でなく、時代は地域に来る。という逆張りです。

じゃあ何するの?ということはまた追ってご報告させていただきます!

【で、気仙沼で何すんの? ふたつめ】

ワークキャンプを学生時代とあいも変わらずやります!

学生時代からやり続けてきたワークキャンプを移住してからも地域おこし協力隊での移住・定住支援センターの一員として企画していきます。

『地域にとって自分たちができることは何か?』答えのない疑問に対して
日々仲間たちと労働をしながらギリギリの精神状態で考えざるをえなくなっていく極限状態がただひたすらに大好きで。

何もできない学生が本気で何かを成し遂げようとすることで、何かが変わる瞬間をこれからもつくっていきます。

今年の夏のワークキャンプも虎視眈々と動いているので、また近日発信させていただきます!
(書いたらキリがないので 笑)

【てことで!】

まだまだ書きたいことはたくさんたくさんあるのですが、
移住報告と、何をしていくのかについてのご報告をひとまずさせていただきました!
また細かいことと想いについては整理も兼ねて発信させてください。

気仙沼はもちろんのこと!
仕事柄東京に行くことも多いので(月一は確実)東京でも!
なんなら他の地域にも飛んでいって飲みに行きます!

引き続き加藤広大をどうぞよろしくお願いいたします!!

気仙沼の方々どうぞよろしくお願いいたします!
よっしゃ気仙沼から日本変えてやんぞ!!!

【2】自分自身の人生の勝算。なんのために人生を使い、働くのか。

 

ちょっと自分の心の整理もかねてけっこう真面目なこと書きます。笑
 
最近少しずつだけど何のために自分が社会に出た時に人生(時間)という大切なリソースを割いて社会のために尽くすのか。
 
この疑問に対して答えが出始めてきた。
 
これは自分の生まれてから今までの人生の原体験とか、宮城県気仙沼市唐桑での活動とかキャリアイベントの運営をしたりしてそれを1つずつ
『なんでしたのか?』
『それは自分にどんな影響を与えたのか?』
などなど自分で自分に投げかけて
 
『いやそんなの知らないわ!!覚えてないわ!!』
みたいな問答を繰り返しました。
 
思考のプロセスとしては
 
今までの学生生活で魂込めて行ってきたことに対して
なんでそれに魂がこめられたのか?
⇨今までの人生の原体験に答えがあるのではないか?
 ⇨そしてそれは何か?
 
そんな1人芝居みたいなことを繰り返していたら全ての活動、行動に関して
1つの大切にしている価値観によって動いたことがわかりました。
 
それは『人生の選択肢』です。
 
 
気仙沼市唐桑の地域活動を通して】
 
そう思うきっかけが気仙沼市唐桑の活動では主に2Phaseに分けて考える事ができる事に気づいた。
 
・Phase 1
移住という人生の選択をした移住者が面白い。
大学を卒業したら東京(関東)で就職するのが『普通』ではないということを知ったし、そこでしかできないこと。
そこで露呈しているほどの課題を解決していく難しさと楽しさに魅了されている大人たちに魅了されていた。
そんな大人たちが全力で自分のことを応援してくれるし、そんな大人たちと自分も一緒に『何か』やってみたい。
そんな感情で動いていた。
 
・Phase 2
1Phaseで活動していると少しずつ『何か』が明確になっていった。
そのキーワードも『人生の選択肢』で、それで『自分自身の地域協育』が紐解かれていった。
 
『都市で暮らす中高生にはあって地方で暮らす中高生にはない人生の選択肢がある。』
 
そんなことあってはならない。変えなきゃいけない。
逆も然りなのはもちろん承知してるけど、それでも絶対にフェアじゃない。
 
自分が一学年6人というスーパード田舎小中学校で育った原体験もあってすごくそう感じる。
 
要因は山積しているけれど、確実に1つ言えることは情報が圧倒的に地方の中高生は入りにくいということ。
そこの情報を生の声で伝えるということに今の『学生ならでは』の活動という価値を感じている。
 
今後は
 
『都市の同い年より多い人生の選択肢の情報を持っている』
『地方だからこそ育まれた高い課題解決能力』
 
=『スーパーハイブリット高校生』
そんな人材を気仙沼から輩出していけるような存在になりたいし
そんな気仙沼にしたい。
そして現在学生という立場だからこそこの『スーパーハイブリット高校生』
になるための活動ができると思ってる。
(その活動についてはもう少し思考を巡らせたい。)
 
こんな風に考えていいるけど
最終ターゲットは中高生だけでなくて本当は中学高校生から底上げして
気仙沼市民全員をターゲットにしていきたい。
『創る力』を育める人間になりたい。
『創る力』があれば人生の選択肢は自ずと増えると思うから。
 
このようにPhase1⇨Phase2という変遷ではなくて
現状はPhase1+2のマインドをもっている事に気づく事ができました。
 
 
【キャリアイベントを通して】
 
あと学生生活で魂込めて行っていた事として思いつくのはキャリアイベント。
Slush AsiaやStart Venture Festival、TOKYO RECRUIT FESTIVAL
どのイベントでも運営をさせていただいていて各々テーマが違って伝えたい事もちがう。
『起業家ってかっこいい!!』
『企業に就職するとは何か?』
『なんのために就職するのか?』
こんなことを運営を通して思ったり考えてきて
 
そんな中で今、学生に対してどんなきっかけを与えるのか。
どんな事を考えてもらいたいのか。
 
『動いて、知り、考える事で自分自身で自分がとっていける人生の選択肢を広げる。』
 
この事に本当にやりがいを感じている。
 
・大学卒業して『いい企業』に就職する事が本当に自分がしたい事なのか?
・自分のやりたい事は何か?
・大学生活って4年だけで考えていないか?
⇨その期間で自分は何を得たいのか?
・自分は何のために働きたいのか?
・そもそも仕事だけが幸せの軸じゃない、じゃあ自分の幸せの軸は何か?
・そもそも就職だけが道じゃないのではないか?
 
それを踏まえて今、自分は何をすればいいのか?
 
自分の将来の選択肢を選んでいく中で絶対情報は必要だ。
そんな誰かじゃなくて、自分自身が納得できる人生の選択をすることのお手伝いをすることにやりがいを感じる。
 
これもやっぱり『人生の選択肢』という価値観による原動力だった。
 
 
【自分の将来】
そんなこんなでいっぱい書きましたが、加藤広大20歳。
今は
 
『1人の人間の人生の選択が周りの環境によって操作されるのは間違っている。
努力すれば環境は変えることができて、自分自身で人生の選択肢を広げることができる世の中に変えたい。』
 
この世の中の実現のためにどのような力を培わないといけないかを見定めていて、どう動くかを考えているので、ぜひまた投稿でお伝えできたら嬉しいです。
 
学生×地方×キャリアで
めっちゃやりたいことあります。誰か一緒にお話させていただいて相談させていただけたら泣いて喜びます!
 
そして何より飲みに誘ってくれたら嬉しいです。笑
 
 
この考えにいたったきっかけを作ってくれた
今までの人生で1番自分に影響与えてくれた本を紹介したい!
超絶おすすめ!(ステマじゃないよ、本当の本当におすすめ)

amzn.asia

 

f:id:kato-kodai-225:20171008201305p:plain

人生の勝算

 

【1】青い日記開設  地域に学生が行く意味って!?

突発的に日記を書くことにしました。

いつも思うところがあるとFBに投稿するのだけど

投稿が流れる!ということに気づいて。

「じゃあシンプルにまとまって見やすい形でまとめとこっ」

というノリで開設してみました。

 

「ほっほっ。この頃はこんな風に考えてて青いのぉ 笑」って見返した時に思うことが1つの目的で。だから青い日記です。

すごくとりとめのないことかもしれないものを考えている日々を書いていこうと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日記書いていこうと思ったきっかけなのですが、

地域に学生が行く意味ってどれだけ多くの意味があって、学生が見出しているのか考えていたからです。

 

出会う学生がよくいう

「私はこの地域にいってこんなボランティアしてるんです!」(こんな直接ではないけどそんなニュアンス)っていうやつ。

 

「へぇ。」

って感じ。

でもふとなんでこういう感じになってしまうのか考えると。

 

「私!地域とか行って!地域に貢献してるんです!偉くないですか!!!???

私が行くと地域の人も嬉しいっていってくれるんです!!!だからまた行かなきゃなぁ!!照」

的なニュアンスを感じてしまうからということに行き着きました。(かなりひねくれ)

 

「いやどんだけ自信満々だよ。」

っていう心の声の返し。(たまに声になって漏れ出がち)

 

 

だからと言ってお前はなんで地域に行ってるんだ!という投げかけに関してはまたゆっくり整理して書きたいなと思っているのですが、とりあえず言いたいことは、

 

ボランティアという言葉が用いられる場面というのは、自分自身にやりたいことがあって、それを行動したことが結果的に内容趣旨があまりわかっていない第三者から見て「ボランティアをした」という言葉で片付けるときに用いる言葉ではないのか。

 

だからボランティアをしたくてボランティアをしているような感覚が人にあることが

自分の中で消化できない部分なのだろうということはなんとなく理解しています。

 

1人の外の人間が地域に入ることでどれだけ多くの地域の方に関わっていただいているのか。

その地域に入る目的を「相手のことを思っている自分」に設定するのは失礼なんじゃないかなと思う。

 

じゃあだからといってどういう意味を見出して地域に入るのがいいのか。

答えなんて見つからないけど20歳の自分なりの思いとしては、

「楽しい嬉しいの価値観の軸を増やす。」

ということがすごく大切なんじゃないかなと思っています。

 

もちろん自分が楽しいから行く!すごく大切な感情だと思うし何よりその気持ちがないと地域に足を運ばない。

でも例えば何度か足を運んでいるうちにいつもお茶っこしてただけの地域の人が

自分がお手伝いさせていただいている地域行事に普段顔を出さないけれど顔を出してくれた。

そこで新しい出会いがあって地域の人同士で新しい交流が生まれた。嬉しい。

その喜びを自分の後輩が感じてくれた。嬉しい。

 

なんども足を運んでいくと一言に楽しい嬉しいだけでも、初めてきた時より楽しい嬉しいの価値観の軸が増えている。

もっと新しい価値観を感じたい。そのためにはどうすればいいのか。

誰にどんなことを感じてもらいたいのか。

ということを考え続けながら地域に行くことがとっても大切だと思う。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一体なんで自分が地域にいっているのか、仲間達は地域に行っているのか。

考えてたら悶々としすぎて書いてしまいました。

もう明日には「青いなぁ」って思ってそう。。笑

 

早く夏こないかな。

f:id:kato-kodai-225:20170612182103j:plain